うちの子が泣いてるワケ

2015年6月30日(火)

08:30

今日の天気予報は雨らしい。今のところ雨は降っていないが、雲行きはかなり怪しい。ただ、思ったより湿度は高くないので過ごしやすい一日になりそうだ。なにげない時間が過ぎていく。

10:30

妻が買い物に行ってくるいう。娘におやつを与えて出て行った。今日の娘のおやつはまるぼーろと飴1つのようだ。娘はおとなしくソファーでおやつを食べていた。僕は本を読んでいた。

すると娘が近づいてくる。いやな予感。娘がささやく。「こっち、こっち、こっち」。悪魔のささやきだ。無視することに。「こっち、こっち、こっち」。しつこい。うるさいというと娘がキレだす。

僕の腕を掴んで「こっち」という方向へ連れていかれた。やっぱり玄関だった。だいたい娘の行動パターンは解析済みだ。何がしたいかも把握している。あえての拒否。今日は雨が降るから外は無理という。雨降っていないと娘がいう。

すると娘が靴を履き始めた。父も靴履けといってくる。拒否る。ここでわけの分からない怒号をあげる。しかたなく靴を履く。外に出てみるとまだ雨は降ってないようだ。

すると娘が「雨降ってないでしょ」という。うるさい。娘は先に歩き始めた。手を繋ぐとベタベタしていた。いましがた食べていた飴のせいだ。手を離す。手を繋ぐ。僕と娘の攻防戦がまた始まった。

数分歩くと目的地に到着。やっぱりな。エスカレーターで2階にいくと水着コーナーが拡張されていた。今日も娘のウィンドウショッピングに付き合わされる。

1週間で2度目のウィンドウショッピング。暇でしょうがない。娘は物色中でショッピングに没頭している。僕はあることを思いついた。娘に見つからないように隠れる。相変わらずショッピングに没頭している。やっと気づいたようだ。周りを見ても僕はいない。さぁ泣くんだ娘!泣き始めた。僕はニヤつく。

子供が泣いている

まだ泣いている。しかたがないので、姿を現すことに。娘が気づく。全力で走ってくる。抱っこしてやる。こうやって僕は娘が泣いているのを楽しむのだ。だが、問題もある。

僕の娘は一度泣いたらなかなか泣き止まない。あやしても泣き止まない。しょうがないので、抱っこしながら店内をウロウロする。すると本屋の目の前であるものに気づく。この本だ。

うちの子が泣いてるワケ

おーこの本を見れば泣き止ませる方法が見つかるかもしれない!そう思って手にとる。だが、イメージしていた内容とは違ったようだ。

この「うちの子が泣いてるワケ」は、あるアメリカのコピーライターがわが子の泣き顔写真を投稿したブログを始めたところ瞬く間に全世界に拡散され、あれよあれよと子供たちの泣き顔フォト集を発売するまでに至ったそうだ。

娘の泣いているワケも投稿しなければならないな。僕の子供たちが泣く70%のワケは僕のイジメによるものだ。子供たちの嫌がる顔を見てニヤける僕。こうやって、子供たちと濃厚なコミュニケーションをとることで良好な関係を築き上げている。

その甲斐あって、娘に父は好きかと問うと「好きくない」と返ってくる。

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