誕生日プレゼントにピアノを買ってもらった息子

2015年8月7日(金)

先日は息子が誕生日で来週は娘の誕生日ということもあり、じじばばが誕生日プレゼントを買ってくれるという。息子の誕生日プレゼントは前々からずっといっていたピアノだ。

小さなおもちゃのピアノは持っているのだが、ある日突然ピアノを習いたいといってきた。息子がしたいというなら反対はしないが、自分から言ってくるのは初めてだった。近くのカワイ音楽教室に一度体験レッスンで連れて行ったのだが、そこではピアノを弾く前に音楽を楽しんだり、皆でゲームをしたりする。

そういうことも大事と先生はいうのだが、息子は微動だにしない。後で聞くとまったくおもしろくなかったと言うのだ。息子はただただピアノが弾きたいだけである。それならば、個人レッスンをしてくれる音楽教室を探してくるといったまま現在に至る。

とりあえず形からとちゃんとしたピアノを買ってやろうとじじばばに前もって電話しておいたのだ。ちゃんとしたピアノを買ってから音楽教室に行こうと息子とは話をした。それからというもの家では毎日のように弾いていた。

息子は誰に習うわけでもなく、耳に入った音楽を手探りで音源を探しながら弾いていく。たまにまともに弾くので幼稚園で習ったのかと聞くと習っていないという。自分なりに音を探して覚えたという。なんて器用なやつだ。

そんなこんなで遂にピアノを買う日がやってきた。向かった先は「島村楽器」。前もって候補を決めていたのだ。そして買ってもらったのがこれだ。

YAMAHAの電子ピアノ「P-105」というやつだ。本格的なピアノサウンドとシンプルなデザインの電子ピアノ。あとコンパクトなので場所もそこまでとらない。ピアノ音源もコンサートグランドピアノの音を収録しているということもあり、ちゃんとした音色を奏でる。

鍵盤も安っぽくなく、ちゃんとしたアコースティックピアノの鍵盤の重さを再現している。他にも色々な機能があるが、幼稚園児がピアノを習う分には、申し分のないスペックとなっている。

一応、もう一つランクしたの電子ピアノがあったのだが、どちらがいいか息子に聞いてみると

「こっちがいい」

とYAMAHAの電子ピアノ「P-105」を指した。お買い上げ確定した瞬間だ。じじばばに買ってもらってお礼をいう息子。ぼちぼちがんばれよ。そして、次は娘の番。娘は特に何がほしいかなんて言わない。どちらかと言えば、おまけのような存在になってしまっている。これが2番目の子供の宿命なのか。

僕の母も2番目はこんなものと言っていた。ちなみに僕も2番目の子供なので、娘と重ねると泣けてくる。とりあえず、おもちゃ売り場へ向かった。そこにキティちゃんのマイクがあった。マイクを開けるとおかしが入っている定番のやつだ。これはどうか娘に聞いてみると

「これがいい」

と答えた。261円お買い上げ確定の瞬間だ！息子は5万で娘は300円。がんばれ娘。しかし、あまりにもかわいそうなので、靴屋で靴も買うことに。すると「アナと雪の女王」の靴があり、娘が速攻

「これがいい」

といってきた。こうして娘の誕生日プレゼントは261円のおもちゃのマイクと2500円のキャラ靴に決定したのだ。