熊本・天草の観光特集 - 天草観光スポットガイド

天草とは

東シナ海・有明海・八代海(不知火海)に囲まれた120余りからなる島々

天草は東シナ海・有明海・八代海(不知火海)の3つの海に囲まれており、上島、下島をはじめ、大小120余の島々からなる離島です。美しい海と雄大な島々に囲まれた景観は言葉に出来ないものがあります。

『日本の夕日百選』に選ばれた美しい夕陽

天草の「上天草市松島町」「天草町」「牛深市」は、『日本の夕日百選』に選ばれており、茜色の夕陽が天草の島々の奥に沈んでいく様子は特に美しく魅了します。

『日本三大松島』の天草松島

『松島温泉』がある天草松島は、宮城県の「松島」、長崎県の「九十九島」と並び、『日本三大松島』と呼ばれています。

800年の歴史を誇る『下田温泉』と『上天草温泉郷』

天草には、800年の歴史を誇る『下田温泉』と大矢野温泉と松島温泉からなる『上天草温泉郷』があります。美肌効果も高く、『下田温泉』は掛け流しの天然温泉になります。

天草の『赤うに』や地鶏『天草大王』

天草には、「赤うに」「伊勢海老」「天草大王」など、とてもおいしい地元ならではの特産・名産がたくさんあります。天草灘の大海原で育った『赤うに』は、たったの1ヶ月しか採ることができない、大変貴重なウニです。『天草大王』は、最大背丈が90cm、体重7kgにもなり日本最大級の地鶏で、弾力のある歯ごたえと旨みが強く、コクのある味わいは一級品です。

一年中楽しめる『イルカウォッチング』

天草の通詞島周辺の海には1年を通じて約200頭のミナミハンドウイルカが定住しています。ほぼ100%でイルカに遭遇できます。

世界遺産暫定の『崎津集落』

潜伏キリシタンの里として知られている『崎津集落』は、ユネスコ世界遺産暫定一覧に登録されており、2017年に世界遺産登録審査予定となっている地域です。近い将来世界遺産になるかもしれません。

上天草のほぼ全域が『雲仙天草国立公園』

『雲仙天草国立公園』は雲仙普賢岳を中心とした雲仙地域と熊本県天草諸島に属する国立公園です。上天草のほぼ全域が国立公園に指定されており、日本有数の自然環境や観光資源を誇ります。

天草四郎

日本の歴史上最大規模の一揆『島原の乱』

天草といえば思い浮かべるのが『天童・天草四郎』の方も多いはず。江戸幕府よりキリスト教の信仰を禁ずる禁教令が発令され、追放されたママコス神父が「26年後に天地異変がおこり、16歳の天童が現れキリストの教えに帰依するものを救うであろう。」と予言を残し、その予言どおり16年後に『天童・天草四郎』が現れました。

「天草四郎」の歴史といえば、日本の歴史上最大規模の一揆『島原の乱(島原・天草の乱)』が有名ですが、なぜ一揆が起こったのか、天草四郎の半生だけでなく、その時代の人々の想いなど伝えている歴史館が天草には点在しています。その中でも『天草四郎メモリアルホール』には、自由と平和を夢見た歴史の詳細が納められていますので、天草の地を訪れた際は、歴史館を巡って歴史に想いを馳せてみてはいかがですか？

天草五橋

『日本の道百選』に選ばれた天草パールライン(天草五橋)

本土と天草上島とを結ぶ国道266号線上にある5つの橋を天草五橋と言います。総延長約17.4kmから眺める景色は絶景で、真珠の養殖が盛んなことから「天草パールライン」と名付けられ、『日本の道百選』にも選ばれています。

天門橋(1号橋)

上天草の玄関「三角ノ瀬戸」に架かり、天草五橋の中で最大の支間を誇るその長さは300mにもなります。

大矢野橋(2号橋)

大矢野島を渡り終えると差し掛かる、黄色いアーチが美しいランガートラス橋です。

中の橋(3号橋)

永浦島から大池島に架かり、コンクリート橋として支間160mの長さは世界トップクラスです。

前島橋(4号橋)

天草五橋の中でも最も長い橋で、海面高を低くし景色を楽しめるように設計されています。

松島橋(5号橋)

日本でも例が少ないパイプアーチ橋は、真っ赤な色とシンメトリーのフォルムが特徴です。

天草見所

天草ジオパーク

天草は風光明媚な多島海と、ケスタ地形に現れる特徴的な地質・地形をもっており、天草全体が天草ジオパークとして日本ジオパークネットワークに認定されています。

天草夕陽八景

天草は『日本の夕日百選』にも選ばれていますが、特に天草西海岸地域は、東シナ海に沈む美しい夕陽を見ることができます。その絶好の鑑賞スポットの中から特に美しい8箇所の鑑賞スポットを『天草夕陽八景』と言います。『天草夕陽八景』に選定されている夕陽は、「下田の夕陽」「十三仏公園の夕陽」「大ヶ瀬の夕陽」「マリア像の夕陽」「拝瀬・鳴瀬の夕陽」「魚貫・黒石の夕陽」「小森海岸の夕陽」「浅見山公園の夕陽」の8箇所です。